令和3年度第1回白萩病院地域リハビリテーション研修会を開催しました。

2021年9月24日

　7月31日（土）『介護報酬改定を踏まえた多職種連携』をテーマに今年度１回目の地域リハビリテーション研修会を行いました。研修会では介護報酬改定でポイントになった「LIFE」というデータ提出についての講義や今後生活期において地域の利用者様をどう支えていくのか課題の抽出やそれに対する改善策をグループワークの中で話し合ってもらいました。

　グループワーク内では利用者様のやれることを増やしてあげること(自立支援)が重要という話が挙がっていました。ただ、職種間により自立支援という考え方にギャップがあること、現在のコロナ禍において直接会って情報共有することが難しくなったことなど様々な要因によって思うようなサービス提供に繋がっていない現状があることが多く話題に挙がっていました。

　また、その解決策として積極的にオンライン会議を行うことの重要性も話題に挙がっていました。一昨年位からオンラインを活用した講義や研修などが様々な場面で行われるようになったことで、医療・介護従事者の中でもオンライン会議に対するハードルも低くなってきている印象を受けました。今後、介護領域にもデジタル化の波が押し寄せてくることが予想されるため、オンライン会議などを積極的に活用し、情報共有を円滑に行うことが重要になると感じました。