秀慈会の活動
秀慈会は、国の方針に沿った医療・介護の取り組みを目指しています。
在宅復帰して、ご家族の負担を最小限に抑えて家で過ごせるよう、
『認知症』と『リハビリテーション』に力を入れています。
職員を教育し、認知症やリハビリテーションに関して医学的研究・臨床を行い、
常に新たな開発にも挑戦し、多方面から医療と介護の充実を図っています。
秀慈会の取り組みと実績
１．急性期病院の『受け皿』としての役割
白萩病院は急性期病院の後方支援病院として、在宅復帰を目的とし継続的な医療、リハビリそして退院支援を求める方を受け入れる『地域包括ケア病棟』と医療度の高く継続的な療養を必要とする方を受け入れる『医療療養病棟』を有しています。
また、病院に比べ医療の必要性が少ない方へは在宅復帰超強化型老健である萩の里で受け入れ、積極的なリハビリを行い住み慣れた自宅へ戻る支援を行っています。
医療と介護の良いところを組み合わせ、高齢者にとって優しい『治し・支える医療』の提供を目指しています。
2．在宅医療の『受け皿』としての役割
在宅医療では、救急医療ではなくとも入院診療が必要となる高齢者が増えてきています。
また、疾患だけでなく歩く、食べる、トイレなど生活機能の低下や介護者の疲れなど在宅生活継続が困難となるケースも少なくありません。
白萩病院では日々在宅医療を支えるかかりつけ医、介護サービスのマネジメントで在宅生活を支えるケアマネジャーと連携し、ご自宅から直接入院を積極的に受け入れています。
3．安心・安全な生活に向けた退院・退所支援
白萩病院・萩の里では、ご本人や家族が望む場所で安心・安全な生活がもう一度送れるようになることを大切にし退院・退所支援を行っています。
また、特に高齢者の場合は在宅医療やサービスとの連携がうまくかみ合わないことで、すぐに再入院してしまう方が少なくありません。
そのため、当法人ではご自宅に帰られた後も生活が続くように法人内外の多事業所と丁寧な連携を心がけています。
４．いつまでもその人らしい生活を送るための在宅療養支援
人にはそれぞれその人らしい生活があり、家庭や地域の中で存在、役割があります。
できる限り最期まで住み慣れた地域で生活を続けることがご本・ご家族共に望まれる方が多くいらっしゃいます。
当法人では、法人内に医療・介護サービスを幅広く有しているからこそできる『治し支える医療』を地域の協力機関と共に、質の高い在宅療養支援(自立支援、重度化防止、緊急時対応、お看取り)を実践しています。
5．看護師・介護士の教育
当法人では、思いやりの心である『利他の心』をベースに、人間学を教育に取り入れています。
患者・ご家族の希望を汲み取ることが、生活に寄り添った支援を行うためには必要不可欠です。
また、多職種・多事業所のスタッフとも和を築くことが、よりよいサービスへと繋がっていきます。
人としても、医療介護従事者としても、誰からも信頼される職員の教育を目指し、日々研鑽してまいります。
